哀悼、そして日常は続く - 卯花ロク/裏命.mp3
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[00:00.00] 作词 : 卯花ロク[00:01.00] 作曲 : 卯花ロク[00:02.00] 编曲 : 卯花ロク[00:05.90]学校を休んだ だけど朝 制服に袖を通した[00:12.10]礼服を纏った両親の顔はぼやけてた[00:17.22]広がる快晴な空と心地の良い風が嫌味だと感じた[00:24.06]前から声がして 車のドアを開け 歩いた[00:29.24]久しぶりの顔ぶれ 初めて見た顔ぶれ[00:35.18]心ん中綯交ぜで 軽い会釈は上手くできてたかな[00:41.97]和室で座る椅子 布越しでも冷たくて[00:47.40]係の人に呼ばれ 襖を開いた[00:53.36]その表情は柔くて まるで眠ってるようだった[00:59.37]今にも目を覚まして[01:01.55]笑いかけてくれるような気がしたんだよ[01:05.27]湯灌で触れた肌は固く硬く冷たかった[01:11.24]絵空事は私の前で破られ 空っぽのその身を撫でる[01:23.39]明くる日の朝 うつろげに制服に袖を通した[01:30.02]会場までずっと ゆらゆら心は揺れていた[01:35.18]棺の中に収まった アナタが花に包まれて埋まってく[01:42.07]瞼閉じたら現実が頬を伝ってた[01:47.24]扉は閉じられてく 鍵はかけられてゆく[01:53.27]それが運ばれてゆく 私はそれをただただ眺めてる[02:00.06]夏は先なのに蝉の鳴き声がした[02:05.35]心の穴を埋めてくれた気がした[02:11.34]別れは近づく 棺は吸い込まれてく[02:17.27]止められないほど溢れたのは汗か涙かわかんないや[02:23.22]待合室の自販機で買ってもらった甘いジュース[02:29.27]味がしないそれを飲み干してく度に時間は去ってく[02:35.29]零れた結露が床に落ちて爆ぜ 頭から爪先まで寒気が走る[02:42.69]係の人が呼んでる[02:51.04]肌は果てて 欠片になって[02:56.40]箸で渡してく 壺に収めていく[03:02.33]すっかり小さくなってしまったね[03:08.40]ポツリとこぼした 汗は冷えていた[03:14.40]軽くなったアナタを抱え歩く[03:20.28]現実か夢かがあやふやになる感覚に落ちている[03:26.30]少し火傷した手がヒリヒリと痛みだした[03:32.28]現実だって水を差されたような気持ちになる[03:38.23]車の中から見た夕焼け空 心と比べて色は鮮やかだった[03:45.71]それは憎らしいほどに[03:48.52]明くる日の朝 眠たげに制服に袖を通した[03:57.04]腫れた目の下 コンシーラーで隠さなくちゃ[04:02.17]広がる快晴な空が窓の向こうでどこまでも広がってた[04:09.06]鞄を抱えて いってきます とドアを開けた
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