天国はまだ遠く - 野崎りこん/nyamura.mp3
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[00:00.000] 作词 : 野崎りこん/nyamura[00:01.000] 作曲 : 野崎りこん[00:04.570]私ね、不思議な夢を見たことがあるの[00:09.848]目を開けているのに真っ暗な夢[00:15.122]でもね、なぜだかあたたかくて[00:19.219]ここが何処だかわかった気がしたの[00:25.063]折れた翼に 身を寄せないでいて[00:30.308]あたしの傷は罪の証[00:35.924]語ってた夢の延長線の線路の上[00:40.616]嫌になってまた眠るの[00:45.355]おやすみ[00:48.316]学校の校舎で[00:49.614]何か黒い化け物が徘徊している夢[00:52.442]そこから 逃げ出した帰り道で[00:55.014]中高の時の友達の猪岡を見かけて[00:57.745]必死に駆け寄ったその途端に[01:00.301]抑えていたものが堰を切ったように溢れ出る[01:03.201]今、仕事で行き詰まっていること[01:05.842]感情のコントロ一ルがうまくできないこと[01:08.818]満員電車に乗るのが怖いこと[01:11.432]心療内科に通っていること[01:13.729]これから人生どうしたらいいだろう?って[01:16.510]なりふりも構わずわらにも縋る思いで[01:19.653]だけど、紹介された新しい病院は[01:22.475]ここからは果てしなく遠くて[01:24.643]電車の本数も少なくてとても通えない[01:28.020]そんな夢[01:29.486]なにが そんなにこわいのか 分からなくなる[01:32.062]なにが そんなにつらいのか分からなくなる[01:34.706]なにが そんなに不満なのか 分からなくなる[01:37.357]なにが理由で生きているのか 分からなくなる[01:39.920]折れた翼に 身を寄せないでいて[01:44.807]あたしの傷は罪の証[01:50.674]語ってた夢の延長線の線路の上[01:55.552]嫌になってまた眠るの おやすみ[02:04.170]せっかく止んでいたはずの雨が[02:07.115]また ぼつぼつ降り出して[02:10.107]漠然とした不安が滲んでも[02:12.385]深追いはせず それに身を委ねていた[02:15.419]下りの電車は会社とは反対の方向へ[02:18.758]声が遠さかっていく[02:20.804]車窓を流れていく景色を[02:22.797]こうして眺めるの[02:24.286]もずいぶん久しぶりな気がした[02:26.344]とうに現実に追いつかれて[02:28.321]夜通しの スカイプももうできないね[02:31.191]説明できない矛盾を抱えたまま[02:33.937]駒は 未来へ進んでいく[02:36.828]「まともな手段で他人と関われない人が[02:39.519]他人とのあいだを保とうとすることが表現だと思います」という[02:43.091]庵野秀明の言葉を思い出していた[02:47.193]新曲のアイデアを練っている時は[02:49.921]明日のこと なんか考えずに[02:52.826]いられた過去に書いた歌詞が足枷で[02:55.537]だけど生き甲斐なことだけは確かだ[03:00.605]例えば 昔叫んだ本当が[03:03.294]今嘘になって 心が傷んでも[03:06.255]例えば未来が真っ暗で見えなくても[03:08.834]それでも生きていたいよ[03:13.114](折れた翼に 身を寄せないでいて)[03:21.021]折れた翼に 身を寄せないでいて[03:26.189]あたしの傷は罪の証[03:31.839]生と死選べた はずだよ[03:35.940]正しい方はもう知ってるのあたしも君も[03:42.759]あの日見た春の走馬灯窓から[03:47.962]タ焼け境界線[03:50.702]まだ決めなくていいよ、おやすみ
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