大女優さん - いよわ/花隈千冬.mp3
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[00:00.00] 作词 : いよわ[00:01.00] 作曲 : いよわ[00:02.00] 编曲 : いよわ[00:10.30]ショートフィルムを録ろう。[00:11.75]約五十秒[00:12.79]眠気がピークになれる邦画[00:14.39]暇で曖昧、嫌いな機械[00:16.19]もっと始終踊ろう。[00:17.61]ラスト数秒ですべてが[00:18.96]ひっくり返るような、[00:20.05]いかれた一人芝居がしたい。[00:21.85]今日も卑屈の孤島[00:23.05]約束・烏合に向けてはヒールになれ[00:25.24]口説くな。[00:25.88]見たネタにもシビアになりたい。[00:27.37]法と理屈を問おう。[00:28.53]まず女優をゆめ[00:29.67]腕がいい筋まで募るな。[00:31.33]慕えない距離には違いない。[00:34.25]「ということで、[00:34.87]後輩二人に声をかけて[00:36.47]演じてもらうことにしました。」[00:38.05]演じてもらうことにした。[00:39.61]シナリオは、毒にも薬にもならない[00:41.91]でも二人だったら[00:42.91]到底するわけのない[00:44.03]殴り合いの大喧嘩。 大女優も 愛の渦も[00:50.65]完璧なプロットで動く ああ[00:56.23]最小限のビラ広告と[01:01.88]私がいなくなってる 手紙箱の中[01:13.01]建設的な議論ができなくなる程の[01:14.95]喧嘩が起こって[01:15.84]ショートフィルムはお釈迦。[01:17.18]「前はそんなつまらない人じゃ[01:18.67]なかったですよね。」[01:19.91]告げる後輩を見て、[01:20.92]ひどく心がえぐられて[01:22.59]それ以上続けられなかった。[01:24.01]「・・・」[01:25.97]仕方がないので代わりのシーンを[01:27.73]自分で演じて埋めてみた。[01:29.62]「ああ、あいつらにサインでも[01:32.27]貰っておけばよかった。」[01:33.93]そう思って提出した[01:35.35]ショートフィルムが入賞した。[01:37.18]愛きょう・ユーモア[01:40.02]目・鼻も[01:42.80]完璧なプロットで動く ああ[01:48.31]大長編と見まごう速度[01:53.84]私が今座ってる[01:57.83]女神はその中[01:59.30]欲しかったものは大体全部[02:01.04]手に入ってしまった。[02:02.25]持て余した時間で[02:03.20]古びたデータを見つけ出した。[02:07.71]開始数秒で、日記帳を目の前で[02:09.77]朗読されているような[02:10.63]気分になった。[02:12.31]あまりにも都合の良い筋書き、[02:14.37]あふれ出る妄想、[02:15.65]理想的に創られた自分。[02:17.78]言葉遊びの端まで吊り下げられた[02:20.13]自尊心の塊。[02:21.74]「よくもこんな面白いものを[02:23.45]作ってくれたな。」[02:25.08]思わず笑い声を[02:26.13]出してしまった瞬間に、[02:28.30]それが画面の向こう側から[02:30.00]聞こえていることに気が付いた。[02:31.87]ショートフィルムを録ろう。[02:33.25]約五十秒[02:34.14]眠気がピークになれる邦画[02:36.00]暇で曖昧、嫌いな機械[02:37.94]もっと始終踊ろう。[02:39.45]ラスト数秒ですべてが[02:41.10]ひっくり返るような、[02:42.03]いかれた一人芝居がしたい。[02:44.37]大女優もどきと言われたくないの[02:47.71]うずもれたまま、いつ[02:49.90]完璧なプロットで動くのですか[02:54.76]認められぬ再証言 覗き込んだ扉[02:58.77]鴻鵠飛び立つ窓辺に[03:01.25]私がいなくなってる 手紙箱の中
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